’ジミ・ヘンドリックス’特訓中

’ジミ・ヘンドリックス’特訓中 07.12.24

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机が在る部屋の窓辺へ ’ジミ・ヘンドリックス’やって来て、

部屋を覗いていた。

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エサの容器を差し出したら、食い始めた。

戸を閉めて 机上の作業を続けていたら、

ポリポリ カリカリ食う音が消えた。

窓の外を見たら、’岬 奈々子’が来ていて、

’ジミ・ヘンドリックス’が 振り返っていた。

そして、台から降りて 両者が対峙した。

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01)　’ジミ・ヘンドリックス’と ’岬奈々子’が

対峙した不穏な様子に、

アロエの繁みから出て来た ’ジョン・ケイ’。

アロエの繁みが、

猫が身を隠すことが出来る空洞になっていることを知らなかった。

’ジョン・ケイ’が ’ジミ・ヘンドリックス’の独立支援として、

ここから見守っていたのだと思う。

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’岬 奈々子’は 元々 実家へ行く途中の地域を本拠地に

していたが、

超極悪 ’パクーリ・トヨータ’ や

超極悪 ’シークレットブーツ・タクヤ’　らによって追い出された。

私が実家へ往復するのを観察して 突き止めたのだろうか、

そのうちに　時々ここへ姿を現すようになった。

だから、私は ’岬 奈々子’を 邪険にする気はなかった。

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02)　’ジミ・ヘンドリックス’が台の下へ入ってしまって

’ジョン・ケイ’が ’岬奈々子’を追っ払うかな？っと

見ていたら、何もせずそのまま留まっていた。

’岬 奈々子’は、ゆっくり歩いて その場を立ち去った。