07.07.29朝の ’ステッペンウルフ’
07.07.29朝の ’ステッペンウルフ’
は来たのだけれども、
写真は 無し。
歩いてくる私を いち早く見つけた ’親トラ’は、
隣家物置屋根から 庭木を伝って真っ逆さまに降りてきた。
それに気づいた 実家庇の ’ステッペンウルフ’も、
身体を起こして 後ろ足で後頭部を掻いてから
’藤棚もどき’を伝って 降りてきた。
実家裏でゴソゴソ音がしているから、
父が 何かの作業をしているみたいだ。
実家裏は
人ひとり通ることが出来る程度の 細長い空間だが、
米海軍横須賀基地で 艦船修理していた父の 工作場だ。
アメリカ製の’古い’工具が収まっている。
曲尺(かねじゃく)だって、インチだどぉ!
私は そのまま父に好きなことをさせておいて、
先に 二階へ ’戦闘糧食’を置きに行った。
’ステッペンウルフ’と ’親トラ’(’紳助’の母)は、
玄関内で 巴(ともえ)のように ぐるぐるまわっていた。
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帰りに 玄関へ戻ったら、二匹とも居なかった。
玄関前横に置いてある チャリンコの前で、
父が しゃがんで何かをやっていた。
チャリンコの鍵を失くしてしまったらしい。
失くしたというよりも、ごちゃ混ぜにしてしまったらしい。
あっちこっちから かき集めた鍵を突っ込んで
正しい鍵を特定しようとしていたらしいのだが、
全て 違うようだった。
専用の鍵を 専用の場所で保管していると推測できる。
私は、
「鍵が見つからなかったら、
チャリンコの錠を 壊してしまえヨォ」 っと言った。
父も、
「そうだなぁ、そうするべぇ~~」 っと 諦めた。
そんなわけで、
’ステッペンウルフ’も ’親トラ’も
「駄目だ こりゃぁッ!」 ってなカンジで
就寝場所へ 姿をくらましたのだと思う。
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